ボストンバレエ団 / プリンシパル (元ミラノスカラ座 / プリンシパル)

氏は2002年ミラノスカラ座バレエ学校に入学、すぐにスカラ座バレエ団に入団、後にプリンシパルに昇格する。そして、同バレエ団の総てのレパートリーの主役を務め、多くの世界的スター達　(スヴェトラーナ・ザハロワ、ナタリア・オシポワ、ポリーナ・セミノオワ、エフゲニア・オブラスツォワ、アリーナ・ソーモワ、エレオノラ・アバニャート等)と共演した。そして、スカラ座バレエ団の世界ツアーに参加、ブラジル、ロシア、オマーン、ポーランド、イスラエル、日本、メキシコ、トルコ、そして総てのヨーロッパの国々で主役を務めた。また、ゲストプリンシパルとして多くのバレエ団で踊っている。2011年、Premio Danza & Danzaに於いて最優秀賞を受賞した。
2013年、Mikko Nissinenの勧めによりアメリカ、ボストンバレエ団にプリンシパルとして移籍した。同バレエ団にて、「シンデレラ」、「真夏の夜の夢」、「眠れる森の美女」、「白鳥の湖」、「くるみ割り人形」、「ジゼル」等の総ての主役を務めている。また、多くの国々（イタリア、ロシア、ベルギー、ブラジル等）でガラ・コンサートに参加した。
彼のレパートリーは、「白鳥」の王子（ヌレエフ版）、ドンＱ、マノン、ライモンダ、ジゼルの王子、シンデレラ、くるみ割り人形、バヤデール、又、M.ベジャールの春の祭典、その他のクラシック、及びモダンを問わず、ほとんど全ての作品の主役を踊っている。

スウェーデン王立バレエ団 / プリンシパル

1994年−2003年までポーランド国立グダニスクバレエスクールにて、ウラン・アジモフ氏のもとでバレエトレーニングを積む。その後、2004年より2007までデンマーク王立バレエ団に入団、第１ソリストを務めた。2007年にスイス、ローザンヌのベジャールバレエ団に移籍し、2012年までプリンシパル/ソリストを務め、2012年スウェーデン王立バレエ団に第１ソリストとして移籍。その後、同バレエ団のプリンシパルに昇格。氏のバレエダンサーとしての資質、容姿、総てにおいて世界的に評価されており、日本にも多くのファンが存在する。

2001年６月　ユーロヴィジョン、ヤングダンサーズ（フェスティバル）にて金賞受賞
2001年11月　ポーランド文化庁よりスカラシップ取得
2004年10月　アルベールゴビエル基金（Albert Gobier Foundation）より、支援を受ける
2011年８月　　クロスコネクションバレエ団（Cross Connection Ballet Company）とともに“ダンシング・コンタクト”（Dancing Contact）というコンテンポラリーの舞踊団の設立のプロジェクトに参加し、現在に至っている。
2012年９月〜　スウェーデン王立バレエ団に第1ソリストとして入団。“眠れる森の美女”、“くるみ割り人形”、“ロミオとジュリエット”の主要な役に出演している。
2013年　兄のマーチン・クピンスキー氏（デンマーク王立バレエ団プリンシパル）と岡本バレエ団で共演した。
2016年　現在はスウェーデン王立バレエ団プリンシパルとして活躍中である。

バーミンガムロイヤルバレエ団 / プリンシパル

米国サウスカロライナ生れ、ワシントンD.C.のキーロフバレエ学校で研鑽を積み、そしてその素晴らしいテクニックでヴァルナ国際コンクールで金賞を受賞した。（2006年）　そして、その年にバーミンガムロイヤルバレエに入団、2010年に第1ソリスト、そしてプリンシパルに昇格した。
彼のキャリアは、「眠れる森の美女」のプリンスの他、「くるみ割り人形」、「シンデレラ」、「アラジンとパコダの王子」、「ロメオとジュリエット」のマーキュシオ、「ラ・フィーユ・マル・ガルデ」、その他多くの作品の主役を務める。そして、彼の多能多芸な才能に驚くでしょう。
昨シーズンに「くるみ割り人形」をバーミンガムバレエ団において、及びゲストとしてイングリッシュロイヤルバレエ団において“離れ技”的テクニックを披露した。
今シーズンは「白鳥の湖」の王子を踊る。




受賞
2004年ヴァルナ国際コンクール　金賞
◎韓国国際コンクール　金賞
◎ユースアメリカグランプリ　金賞
◎2006年ヴァルナ国際コンクール　金賞

バーミンガムロイヤルバレエ団 / ソリスト

同氏はパメラ・ミラーバレエスクール、及びロイヤルバレエスクールで学び、2007年、ヤング・ブリティッシュオブザイヤー賞、そして、2010年、ユースアメリカングランプリでグランプリ受賞、その後バーミンガムロイヤルバレエ団に入団、2014年にソリストに昇格した。
レパートリーは、クラシックでは、フレデリック・アシュトンの「Synphonic Variations」、「The Dream」 、「Les Rendezvous」、デヴィッド・ビントレーの「パゴダの王子」、「The King Dancers」、「カルミナ・ブラーナ」、ロバート・ヘルプマンの「Miracle in the Gorbals」,、マリウス・プティパの「ドン・キホーテ」グラン・パ・ド・ドゥ、ケネス・マクミランの「Elite Syncopayions」、ピーター・ライトの「くるみ割り人形」の王子、「眠れる森の美女」のブルー・バード、ピーター・ライト、ガリーナ・サムソヴァ版の「白鳥の湖」のベンノ（王子の友人）等、多くの作品に出演している。近き将来、プリンシパルに昇格する成長株である。

受賞
◎Young Dancer of the year,2007
◎Grand prix, Youth American Grand Prix,2010
◎Critics’Circle 国際ダンス賞、2015